こんにちは Vespa Moto Guzzi 福岡 吉田です。
大分間が開きましたが、先日 Piaggio Group Japan で行われた
aprilia RSV4及びTUONO V4 1100 FACTORY の技術講習の模様をご紹介します。
2019年モデル RSV4 1100 FACTORY
MOTO GP ばりのウイングレットが素敵です。
ドライカーボン製で丈夫らしいです、立ちごけぐらいじゃめげなそうです。
今年度より排気量が1100ccに拡大されました。
外観に大幅なアップデートはありませんが、中身は年々着実にアップデートされ続けています。
もうすでに熟成の域でしょうか。
スポーツバイクではおなじみのカセット式トランスミッションです。
クランクケースを分割しなくとも、メンテ及びセッティング変更が容易に行えます。
エンジンの心臓部クランクシャフトです。
初期型より基本設計は変わっていない、独創的な65°V4です。
不等爆発の為、独特の排気音を奏でます。
スポーツライディングに欠かせないスリッパークラッチを標準採用しています。
セッティングパーツとしてスパイダースプリングも用意されています。
エアボックスです。通常のインジェクターはマニホールドにありますが
エアボックス上部に全開時の不足燃料を補うセカンダリーのインジェクターが装備されます。
左側は旧タイプの可変ファンネルです。現行モデルは固定式に変更されています。
変わってこちらは TUONO 1100 V4 FACTORY
目玉はオーリンズ社製の Smart EC 2.0 アクティブサスペンション!
ASC(aprilia Suspension Control)
走行状態により減衰力を自動調整してくれます。
ライダーは走行シーンを設定するだけで、オートバイが車両の挙動、ライディングスタイルに応じて
理想的な減衰力を調整し続けます。
お客様より問い合わせが多い、セッティングはどげんすればいいと?の質問も不要になります。
もちろん好みに応じて、必要な部分だけの調整も可能です。
低速高速の減衰やらリバやコンプやら考える必要もありません。
・フロントの硬さ
・リアの硬さ
・ブレーキサポート
・ミッドコーナーサポート
・ステアリングダンパー
上記の項目の好みを入力するだけで、理想的なサスペンションセッティングに近づけます。
工具を使わずセッティングの変更が出来るのも、素晴らしい利点です。
語りだしたらきりがないので、ご興味のあるお客様はお問い合わせ下さい。
たっぷり語らせて頂きます。宜しくお願い致します。
Vespa Moto Guzzi 福岡 吉田