エンジン警告灯点灯でお預かりしました
aprilia scarabeo 250 ie
クォーサーエンジン搭載 ラージホイール テレスコピック油圧フロントフォークで
抜群の安定した乗り心地のスクーター
日本ではあまりイタリア製ラージホイールスクーターは見かけませんが
可愛らしいデザイン 高い走行性能で
個人的には コアなファンの方の気持ちがすごくわかります。すばらしいスクーターです。
1点検 修理内容 エンジン警告灯原因を修理
(バッテリーに供給過剰オーバーチャージの為 レギュレートレクチファイア交換)
2ステムベアリング(フレーム部とアンダーブラケット三又を支持しているベアリング
上下のベアリング)交換
3燃料レベルインジケーター不良交換
4駆動系オーバーホール VBELT ウエイトローラー交換 etc
必然的に外装関係は 全部分解 走行距離 約5万6000キロ
丈夫なスクーターですが この際消耗品は思い切って交換
配線 冷却ホース 関係も要点検
マレリー製 インジェクションシステム 信頼性あります。
ステムベアリングとレース(受け皿)は 錆と古いグリスとボールベアリングの打痕で
レース表面はボコボコ
ハンドリングの要のセルフステア(オートバイ自身が車体のバランスをとるために
舵を取る機能)が妨げられていました。
下側 旧レース 上部 レース
新品グリスを丹念に 手のひらで塗り込みます
アンダーブラケットをフレームに取り付け後 ステムナットの締め付け具合が
乗り心地を左右します
駆動系 プーリー クラッチも 回り止めの特殊工具を使用して 既定のトルクで締め付け
インパクトレンチ厳禁 オーバートルク厳禁
オートバイ本来のポテンシャルを引き出す事が 整備の魅力です。
お待たせしました。
スクーターイタリアーノ福岡
田口
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